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訪問中の出来事や医療情報等を日記風にお伝えします★


by hkst_wako
いよいよ夏本番の8月です。
今回は、この時期ならではのエピソードをご紹介いたします。
訪問看護ご利用者様の殆どは高齢者の方です。
お年寄りの中には「クーラーは寒すぎるから嫌い」「扇風機の風がイヤ」等の理由で、蒸し暑い部屋を閉め切った状態で過ごしてみえる方が意外に多いのです。
私達も、訪問の際には
「さあ!空気の入れ替えをしましょうね」と声かけをし、窓を開けますが外気温も高いわけで、そんな中での業務は流れる汗と格闘しながらです。(痩せちゃいそう^_^;)

今回ご紹介するご利用者様も、親子揃って締め切った室内にいらっしゃいました。寝たきりのご主人の容態がおかしいと「夜間対応型訪問介護」※からの連絡が入りました。
「○○様のご様子がおかしいです!至急、容態を確認できますか?」
了解!訪問看護 緊急出動!!

~10分後~

駆けつけてみると、ご利用者様は蒸し風呂のような環境にてぐったりされていました。
明らかに熱中症です。うっすらと目はあいてみえますが、殆ど反応がありません。生活スペースは使用されいたままの状態で…。一刻を争う事態でしたが、夜間対応型訪問介護の適切な対応と訪問看護の迅速な処置との連携で一命を取り留められ、現在では快方に向かわれています♪

今回は、無事に済んだケースでしたが、夏は熱中症で亡くなる高齢者の方が非常に多いため、私達は未然に防ぐことにも尽力しています
和光会では、ご利用者様向けに熱中症対策をまとめたリーフレットを各窓口にて無料配布中です。こちらも是非ご参考にして下さい。

※「夜間対応型訪問介護」とは?
 テレビ電話により、ご利用者様の安全・安心を24時間見守るサービスです。ご利用者様はワンタッチで看護師やケアマネ等の有資格者と連絡が取れるうえ、サービス提供者側からコールでご利用者様の状態を音声・画面の両方から確認できます。これにより呼びかけや各種サービスへの手配、緊急時の対応が的確に行える優れモノです。今回のケースも、電話だけでは状態把握ができなかった(無言・動けないため電話が取れない)ため、映像から状態が見て取れるこのサービスが活躍しました。和光会ではケアサポート北方25にてサービスのご提供をしております。
# by hkst_wako | 2011-08-01 13:52 | 訪問日記
みなさん、はじめまして!訪問看護ステーション和光です。

ブログを立ち上げたきっかけは、私たちがお仕事で体験する心温まる出来事や、予測もつかないような出来ごとの数々を多くの方に知っていただき、笑ったり、時にはほんわかしたりしながら訪問看護を身近に感じていただきたいなぁとの思いで始めました。

まずは、自己紹介から053.gif
スタッフは総勢15名(看護師7名・理学療法士8名)で業務を行っています。
日中は訪問に出ているので、朝とお昼、夕方に顔を合わせる程度ですが、限られた時間を目いっぱい使って、みんなとても良いコミュニケーションをはかっている職場です♪

さて、次回よりスタッフ1人ずつのエピソード紹介をしていきたいと思います。
乞うご期待!!!003.gif
# by hkst_wako | 2011-05-18 19:29